[00:35.737]何処か 深い、深い森の静寂に [00:44.497]佇む 心音の調べ。 [00:53.258]光 遮る高い木々は沈黙し [01:01.851]誘う、白昼夢へ。 [01:09.126]それは痩せた手足、抱えた膝、細い指先。 [01:17.689]撫でる硝子で隔てた黒い雨。 [01:26.465]それを、私は見ない。 [01:30.002]目を反らして拒絶するだけ。 [01:35.161]泣き声が止むのを、待ちわびるばかり。 [02:03.195]キミの「風の便り」に瞳を濡らした日。 [02:11.707]帰れないと知った。 [02:20.538]繋ぐ手のひらを自ら離した月夜を、 [02:29.186]それは酷く、酷く悔やんだ。 [03:15.814]あれは鉄の賽さ、嗤く子供、響く足音。 [03:24.323]ゆらめいて崩れ落ちる影法師 [03:33.024]それを、私は見ない。 [03:36.610]口を噛んで息を殺すだけ。 [03:41.648]泣き声が止むのを、待ちわびるばかり。 [03:52.189]どこか 暗い、暗い森に抱かれて [04:01.000]羽化