ユーモア

歌手: キタニタツヤ • 专辑:ユーモア • 发布时间:2025-02-19
作词 : キタニタツヤ
 作曲 : キタニタツヤ
 乾いた空に雨雲が押し寄せるように
 涙があふれそうになる夜
 きみのおどけた声がききたい

 ぬるい陽だまりをひとりで歩いて
 飼い慣らせないままのさびしさがある
 強い風の日の急ぎ足の雲に
 追いつくようにきみは走り去った

 波の音が永遠に響く海
 歌うように跳ねる砂が足を舐める

 乾いた空に雨雲が押し寄せるように
 涙があふれそうになる夜
 きみのおどけた声がききたい
 やさしいユーモアをもっと教えて

 くだらないジョークをいくつもまじえて
 悲しい話をうまいことごまかす
 散らかる心の部屋を片付けて
 余白を生むようにきみの詩は在った

 僕たちは永遠でいられない
 それでも言葉の残響は名残る

 束ねた花に煩いがほどけていくように
 きみから見た世界は柔らかい
 ゆるむ頬で真似してうたう

 抱きしめあえない星座たち
 夜の隔たりの距離を詩は渡っていく

 乾いた空に雨雲が押し寄せるように
 涙があふれそうになる夜
 冷蔵庫の音がうるさい
 きみのおどけた声はもうきけない
 きみのユーモアを覚えておこう
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