すれ違(ちが)う影(かげ)に
手(て)を振(ふ)り重(かさ)ねる
浅(あさ)い微睡(まどろ)み 穏(おだ)やかに
朝(あさ)ぼらけを泳(およ)ぐ
雲雀(ひばり)の囀(さえず)り
そよぐ沈丁花(じんちょうげ)
とこしえ告(つ)げる静(しず)けさも
薄紅色(うすべにいろ)に散(ち)る
東雲(しののめ)の木漏(こも)れ日(び)に
揺(ゆ)れる
柔(やわ)らかな早蕨(さわらび)の
仄(ほの)かに甘(あま)く
客人(まれびと)よ 春(はる)の息吹(いぶき)に抱(だ)かれ
出逢(であ)えた宿縁(すくえん)を祈(いの)りましょう
友(とも)の盃(さかずき) 交(まじ)わせながら
はらら 桜葉舞(さくらばま)う
さあ 此処(ここ)が常世(とこよ)の片隅(かたすみ)なら
心(こころ)にひと華咲(はなさ)かせましょう
浮(う)かぶ白昼(はくちゅう)の朧月(おぼろづき)
美祿(びろく)が喉(のど)を射(さ)す
明日(あす)を繋(つな)ぐ道(みち)
絶(た)えぬ人(ひと)の群(む)れ
止(と)まるも行(い)くも風任(かぜまか)せ
千切(ちぎ)れた雲(くも)に訊(き)く
霞(かすみ)かかる深山(みやま)が
運(はこ)ぶ
そぞろ流(なが)る桃(もも)の香(か)
水面(みなも)に溢(あぶ)れ
客人(まれびと)よ 春(はる)の調(しらべ)を奏(かな)で
共(とも)に幸(しあわ)せを謡(うた)いましょう
御代(みよ)の盃(さかずき) 遊(あそ)ばせながら
たまゆらを漂(ただよ)う
さあ 一夜限(ひとよかぎ)りの戯(たわむ)れなら
つまらぬ憂(うれ)いは呑(の)み乾(ほ)しましょう
祭囃子(まつりばやし)の音果(ねは)てるまで
空騒(からさわ)ぎは続(つづ)く
四季(しき)は巡(めぐ)り過(す)ぎても
永(なが)く
うつろうことも知(し)らず
変(か)わらぬ景色(けしき)
夢(ゆめ)のあと 遠(とお)い日(ひ)の喧騒(けんそう)に
密(ひそ)かにまた手(て)を伸(の)ばしては
今日(きょう)も盃(さかずき) 傾(かたむ)けながら
昔語(むかしかた)り 紡(つむ)ぐ
さあ 此処(ここ)が浮世(うきよ)の仮初(かりそ)めなら
枯(か)れないひと華咲(はなさ)かせましょう
集(つど)う人(ひと)の声尽(こえつ)きるまで
醒(さ)めない現世(いま)に酔(よ)う
終わり
[00:28.75]すれ違(ちが)う影(かげ)に
[00:33.25]手(て)を振(ふ)り重(かさ)ねる
[00:37.79]浅(あさ)い微睡(まどろ)み 穏(おだ)やかに
[00:42.20]朝(あさ)ぼらけを泳(およ)ぐ
[00:46.80]雲雀(ひばり)の囀(さえず)り
[00:51.36]そよぐ沈丁花(じんちょうげ)
[00:55.89]とこしえ告(つ)げる静(しず)けさも
[01:00.43]薄紅色(うすべにいろ)に散(ち)る
[01:04.92]東雲(しののめ)の木漏(こも)れ日(び)に
[01:08.98]揺(ゆ)れる
[01:13.99]柔(やわ)らかな早蕨(さわらび)の
[01:18.49]仄(ほの)かに甘(あま)く
[01:21.93]客人(まれびと)よ 春(はる)の息吹(いぶき)に抱(だ)かれ
[01:27.04]出逢(であ)えた宿縁(すくえん)を祈(いの)りましょう
[01:31.56]友(とも)の盃(さかずき) 交(まじ)わせながら
[01:36.08]はらら 桜葉舞(さくらばま)う
[01:40.02]さあ 此処(ここ)が常世(とこよ)の片隅(かたすみ)なら
[01:45.13]心(こころ)にひと華咲(はなさ)かせましょう
[01:49.64]浮(う)かぶ白昼(はくちゅう)の朧月(おぼろづき)
[01:54.19]美祿(びろく)が喉(のど)を射(さ)す
[01:59.35]
[02:08.37]明日(あす)を繋(つな)ぐ道(みち)
[02:12.87]絶(た)えぬ人(ひと)の群(む)れ
[02:17.34]止(と)まるも行(い)くも風任(かぜまか)せ
[02:21.94]千切(ちぎ)れた雲(くも)に訊(き)く
[02:26.41]霞(かすみ)かかる深山(みやま)が
[02:30.45]運(はこ)ぶ
[02:35.49]そぞろ流(なが)る桃(もも)の香(か)
[02:40.03]水面(みなも)に溢(あぶ)れ
[02:43.40]客人(まれびと)よ 春(はる)の調(しらべ)を奏(かな)で
[02:48.53]共(とも)に幸(しあわ)せを謡(うた)いましょう
[02:53.05]御代(みよ)の盃(さかずき) 遊(あそ)ばせながら
[02:57.60]たまゆらを漂(ただよ)う
[03:01.54]さあ 一夜限(ひとよかぎ)りの戯(たわむ)れなら
[03:06.64]つまらぬ憂(うれ)いは呑(の)み乾(ほ)しましょう
[03:11.17]祭囃子(まつりばやし)の音果(ねは)てるまで
[03:15.73]空騒(からさわ)ぎは続(つづ)く
[03:20.89]
[03:38.91]四季(しき)は巡(めぐ)り過(す)ぎても
[03:42.90]永(なが)く
[03:48.03]うつろうことも知(し)らず
[03:52.46]変(か)わらぬ景色(けしき)
[03:55.82]夢(ゆめ)のあと 遠(とお)い日(ひ)の喧騒(けんそう)に
[04:01.06]密(ひそ)かにまた手(て)を伸(の)ばしては
[04:05.54]今日(きょう)も盃(さかずき) 傾(かたむ)けながら
[04:10.04]昔語(むかしかた)り 紡(つむ)ぐ
[04:13.99]さあ 此処(ここ)が浮世(うきよ)の仮初(かりそ)めなら
[04:19.14]枯(か)れないひと華咲(はなさ)かせましょう
[04:23.63]集(つど)う人(ひと)の声尽(こえつ)きるまで
[04:28.17]醒(さ)めない現世(いま)に酔(よ)う
[04:33.32]
[05:25.90]終わり
[05:33.93]
向擦身而过的身影
再一次挥著手
不深的小睡中 安祥地
神游在黎明间
云雀的叫声
晃动的瑞香花
宣示著永恆的静謐
也在淡红色裡消散
於从叶隙间照来的拂晓光芒间
摇曳著
柔嫩的幼蕨
发出的一丝甘香
客人啊 怀抱於春日气息
来祈求得以相逢的宿缘吧
交饮著 友谊的酒杯
悠悠飘落 樱叶飘舞
来 若此处是常世的一角
就让心中绽放出一朵花吧
浮现在白昼的朧月
美酒穿喉而过
连接著明天的道路
络绎不绝的人群
前进停下都交付予风
向断云询问答案吧
从有霞的深山间
传过来
四处飘然的桃香
溢出往水面
客人啊 弹奏出春天曲调
来一同歌颂出幸福吧
共赏著 此刻的酒杯
倘佯在一瞬间的悠閒
来 若是仅此一夜的嬉戏
就把无谓的忧愁一饮而尽吧
在祭典的乐声完结前
吵闹声将会继续
即使四季更迭不断
永远地
仍然不知何谓变迁
永恒不变的景色
梦境后 向久远昔日的喧骚
悄悄再次伸手寻觅
今天也 高举酒杯畅饮
叙说往事 回忆过去
来 若此处是浮世的一刻
就来绽放出一朵不会凋谢的花吧
在众人的喧嚣声散尽前
醉倒於不醒的现世
[by:虎纹鲨鱼子]
[00:28.75]向擦身而过的身影
[00:33.25]再一次挥著手
[00:37.79]不深的小睡中 安祥地
[00:42.20]神游在黎明间
[00:46.80]云雀的叫声
[00:51.36]晃动的瑞香花
[00:55.89]宣示著永恆的静謐
[01:00.43]也在淡红色裡消散
[01:04.92]於从叶隙间照来的拂晓光芒间
[01:08.98]摇曳著
[01:13.99]柔嫩的幼蕨
[01:18.49]发出的一丝甘香
[01:21.93]客人啊 怀抱於春日气息
[01:27.04]来祈求得以相逢的宿缘吧
[01:31.56]交饮著 友谊的酒杯
[01:36.08]悠悠飘落 樱叶飘舞
[01:40.02]来 若此处是常世的一角
[01:45.13]就让心中绽放出一朵花吧
[01:49.64]浮现在白昼的朧月
[01:54.19]美酒穿喉而过
[02:08.37]连接著明天的道路
[02:12.87]络绎不绝的人群
[02:17.34]前进停下都交付予风
[02:21.94]向断云询问答案吧
[02:26.41]从有霞的深山间
[02:30.45]传过来
[02:35.49]四处飘然的桃香
[02:40.03]溢出往水面
[02:43.40]客人啊 弹奏出春天曲调
[02:48.53]来一同歌颂出幸福吧
[02:53.05]共赏著 此刻的酒杯
[02:57.60]倘佯在一瞬间的悠閒
[03:01.54]来 若是仅此一夜的嬉戏
[03:06.64]就把无谓的忧愁一饮而尽吧
[03:11.17]在祭典的乐声完结前
[03:15.73]吵闹声将会继续
[03:38.91]即使四季更迭不断
[03:42.90]永远地
[03:48.03]仍然不知何谓变迁
[03:52.46]永恒不变的景色
[03:55.82]梦境后 向久远昔日的喧骚
[04:01.06]悄悄再次伸手寻觅
[04:05.54]今天也 高举酒杯畅饮
[04:10.04]叙说往事 回忆过去
[04:13.99]来 若此处是浮世的一刻
[04:19.14]就来绽放出一朵不会凋谢的花吧
[04:23.63]在众人的喧嚣声散尽前
[04:28.17]醉倒於不醒的现世
[05:25.90]