あなたから渡詩

歌手: MOROHA • 专辑:MOROHA • 发布时间:2010-10-21
乗り込む始発列車
走り出す総武線
たどり着く高円寺駅
徒歩8分 かび臭い我が家に着くと
枕元から着信 母親からだ

「なんだよ
用がないなら電話すんなって
その話は前聞いたよ
ちゃんと食ってる 仕事もあるよ
まだ帰れないよ 前も話したろ
やりたことがあるんだって
俺はボーカルじゃなくてラッパー
ラッパじゃないよ
母さんもう切るよ じゃあね」

生意気言ってますね ガキが
昔は一言目にママ 二言目にもママ
中身は変わらぬまま
口だけは大人になった

ああ 段ボールの中身
簡単に食えるもんばっか
あなたは言いました
「努力だけは決して裏切らない」
嘘でしょ
努力しなくても
あなただけは俺を裏切らない

俺がつまんない見栄張って
酒振る舞った午前1時 遡る6時間前
タイムサービスなら1円単位
気にしてのお買い物
ほつれ紡ぐパーカーは5年もの

ウインナー 卵焼き ハンバーグ
詰め込む愛情は半端なく
ひたすら働く働く働く
入学卒業のたんび泣く

グローブ ユニフォーム スパイク
高校野球やるんだって
やっぱり金は付きまとう
怪我しちゃ手術を繰り返す
入院通院で
うん10万は簡単に飛んで行く

3番が五味くんで5番が永井くん
そしてあなたの息子は
3年生唯一の背番号2桁
コーチャーボックスで
腕を回し終わった夏

いつかはあなたのために
きっと立派な打席に立つよ
そしたら打てるかどうか
分からないけれど 力の限り
思いの限り バットを振るよ

1988年1月7日
雪積もる 思い募る産声
36度が重なり72度産まれ
108度の温もりを 家族と呼んだ

花は咲き いつか散り
落ちて腐り 土となり
また隣に咲きゆく花が
少し似た香りだったら
なんて素敵なことだろうか
人もいつか死ぬなら誰に何を残せる

たんぽぽの種子を飛ばすように
マイクを通し
スピーカーから鼓膜に届き
音が止んでも尚生き続ける
言葉が言えたなら
父や母や友がくれた私を残せたなら

あいつがカラオケで歌った歌
好きだったあの子が好きだった歌
俺の失恋に付き合った歌
俺の歌も
いつかは誰かのいつかの歌

物静かなあいつの秘めた情熱や
騒がしいあいつの不器用な優しさ
上手く伝えられなかった
感謝の気持ち
全てが愛しい糸に引かれ出会った人々
瞳を閉じれば浮かぶ風景
雨漏りの体育館 夕暮れのグランド
金属バット 血豆こさえた手
元カノの今カレ横目にばっちこい
次の恋も早く来い

死にたいくらいに憧れた
花の都 甲子園
いつまでもこうしていたい
なんて胸が痛い
時代近い未来さえも見えない
でも大丈夫だ
理由は分からないけれど

地元クラブでは音楽と親友になれた
そしたら親友の親友と親友になれた
マイメンと呼び合い
ラーメンをすすった
これからも広がり続けるはずさ

ピカピカの左ハンドル
じゃなくていい
ボロボロの右ハンドル
大型のバスにいつか乗りたい
座席いっぱいの
マイメンや家族と揺れたい
一緒に山や谷を越えよう

カラオケもついてる
古い曲ばかりだけれど
みんなで歌おう
飽きたらあいつのビートボックスや
イカしたUKのギターでジャムろう

フリースタイルで それぞれの歌を
歌おう

花は咲き いつか散り
落ちて腐り 土となり
また隣に咲きゆく花が
少し似た香りだったら
なんて素敵なことだろうか
人もいつか死ぬなら誰に何を残せる

たんぽぽの種子を飛ばすように
マイクを通し
スピーカーから鼓膜に届き
音が止んでも尚生き続ける
言葉が言えたなら
父や母や友がくれた私を残せたなら
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