歩道橋の上から愛が見える
汗を拭き乍らセールスマン風の
男が歩いてく
かごの中で鳥は狂い乍ら死んだ
枯れてうつむく赤いとうがらしの花
歩道橋の上から愛が見える
僕死ぬのは厭だ 僕死ぬのは厭だ僕
歌はひとつの「かご」かもしれないな
自動車〜弟、友春君への詩
吠え面をビュービュー
かくようなスピードで
空漠の中を若い自動車達が
走って行った
その後を追うように文句を
沢山用意して警察の
自動車が走って行った
そんな事よりすべてを土に返せば
いいんだと葬儀屋の自動車が
走って行った
幸福を幾つも幾つも笑った数字で
表わし乍ら結婚式場の自動車が
走って行った
四角く茶色い風景の中で
リヤカーに腰掛けた老人が
それをじっと視ていた
俺は石に坐ってその老人を
じっと視ていた
首に手拭いをした真っ黒な
優しい顔立ちだった
この老人と俺はいつ
一緒になるのだろう
法律と人生は自動車よりも
もっともっとスピードが
速いかのようだ
気が付いた時にはそこには
もう俺も老人も居なかった
静かに遠いエジプトの砂ぼこりが
少女のように舞っていた
今思い返してみると
あの自動車を運転していた人達は
みんな俺の青春だったような気もする
時間ばっかりやたらとかける
三流絵描きの故里だったような気もする
はっきり憶えている事は
夫々画用紙の顔をしていて
首から拳銃をぶらさげていた事だ
走り乍ら拳銃を撃つのは
むずかしいんだろうか
ねえ君は知ってるんだろう
ねえ君こそ知って るんだろう
気の強い男の眼玉が
花火のように今打ち上げられた
[00:32.48]歩道橋の上から愛が見える
[00:45.46]汗を拭き乍らセールスマン風の
[00:58.53]男が歩いてく
[01:05.90]かごの中で鳥は狂い乍ら死んだ
[01:18.90]枯れてうつむく赤いとうがらしの花
[01:31.14]歩道橋の上から愛が見える
[01:44.89]僕死ぬのは厭だ 僕死ぬのは厭だ僕
[02:00.89]歌はひとつの「かご」かもしれないな
[02:34.52]自動車〜弟、友春君への詩
[02:49.18]吠え面をビュービュー
[02:51.30]かくようなスピードで
[02:52.64]空漠の中を若い自動車達が
[02:54.87]走って行った
[02:59.49]その後を追うように文句を
[03:00.82]沢山用意して警察の
[03:02.54]自動車が走って行った
[03:09.13]そんな事よりすべてを土に返せば
[03:11.20]いいんだと葬儀屋の自動車が
[03:12.85]走って行った
[03:18.42]幸福を幾つも幾つも笑った数字で
[03:20.37]表わし乍ら結婚式場の自動車が
[03:23.13]走って行った
[03:27.73]四角く茶色い風景の中で
[03:29.64]リヤカーに腰掛けた老人が
[03:32.26]それをじっと視ていた
[03:37.70]俺は石に坐ってその老人を
[03:39.79]じっと視ていた
[03:43.92]首に手拭いをした真っ黒な
[03:45.29]優しい顔立ちだった
[03:50.10]この老人と俺はいつ
[03:50.77]一緒になるのだろう
[03:54.00]法律と人生は自動車よりも
[03:55.67]もっともっとスピードが
[03:56.93]速いかのようだ
[04:02.64]気が付いた時にはそこには
[04:04.17]もう俺も老人も居なかった
[04:08.72]静かに遠いエジプトの砂ぼこりが
[04:10.74]少女のように舞っていた
[04:15.88]今思い返してみると
[04:17.38]あの自動車を運転していた人達は
[04:19.92]みんな俺の青春だったような気もする
[04:24.33]時間ばっかりやたらとかける
[04:26.86]三流絵描きの故里だったような気もする
[04:37.12]はっきり憶えている事は
[04:38.45]夫々画用紙の顔をしていて
[04:41.02]首から拳銃をぶらさげていた事だ
[04:48.62]走り乍ら拳銃を撃つのは
[04:50.14]むずかしいんだろうか
[04:53.36]ねえ君は知ってるんだろう
[04:58.33]ねえ君こそ知って るんだろう
[05:04.77]気の強い男の眼玉が
[05:06.24]花火のように今打ち上げられた
我在人行天桥上才能看到爱
一个好象推销员的
男子边擦汗边走过
他像狂乱地挣扎要死的笼中鸟
他像枯萎残败垂下头的辣椒花
我在人行天桥上才能看到爱
我讨厌死亡,我讨厌死亡啊我!
歌,莫非歌也是一种“牢笼”?
车辆~给弟弟友春的诗
就好象要将嚎叫着的脸
用激烈的速度咆哮开启引擎似的
年轻人的车辆在灰蒙蒙的空气中
匆匆飞驰而过
紧跟其后的还有
心里堆满抱怨话的警察的
车辆也匆匆奔驰而过
之后,想着与其这样,还不如将一切归于尘土
这才叫了事了的,殡仪馆的车辆
匆匆飞驰而过
对幸福充满嘲笑的数辆之多的
结婚会场的车辆
匆匆飞驰而过
在这幅四角形的茶色街景中
有位坐在两轮拖车里的老人
直直地注目这些飞驰的车辆
我坐在石头上面朝着那个老人
直直地注目他
他的脖子上挂着毛巾,长着一张黝黑的
慈祥的脸
我想:我是什么时候开始,跟这个老人
变得一样的呢
法律的制裁和人生的荒废,似乎比飞驰的汽车
更加的
迅速
当我再回过神来,在那里
已经没有那老人也没有我了
宁静而遥远的埃及,团团灰尘
就像少女一样起舞
如今回想起来
那些开车的人们啊
我觉得他们都好似我自己短暂的青春
只有时间在一个劲儿地胡乱度过
感觉就像是三流绘画中的故乡
它让人能够清楚记得的事情就是
大家各持一张像是用画画上去的脸孔
从头颈拎起手枪
一边飞奔一边开枪
是很难做到的吧
喂,你是知道的吧
喂,你还会不知道?!你一定知道吧
此时,坚强男人的眼里
像焰火一样飙出了眼泪
[by:神隐之铭]
[ti:歩道桥]
[ar:友川かずき]
[al:ゴールデン☆ベスト]
[00:32.48]我在人行天桥上才能看到爱
[00:45.46]一个好象推销员的
[00:58.53]男子边擦汗边走过
[01:05.90]他像狂乱地挣扎要死的笼中鸟
[01:18.90]他像枯萎残败垂下头的辣椒花
[01:31.14]我在人行天桥上才能看到爱
[01:44.89]我讨厌死亡,我讨厌死亡啊我!
[02:00.89]歌,莫非歌也是一种“牢笼”?
[02:34.52]车辆~给弟弟友春的诗
[02:49.18]就好象要将嚎叫着的脸
[02:51.30]用激烈的速度咆哮开启引擎似的
[02:52.64]年轻人的车辆在灰蒙蒙的空气中
[02:54.87]匆匆飞驰而过
[02:59.49]紧跟其后的还有
[03:00.82]心里堆满抱怨话的警察的
[03:02.54]车辆也匆匆奔驰而过
[03:09.13]之后,想着与其这样,还不如将一切归于尘土
[03:11.20]这才叫了事了的,殡仪馆的车辆
[03:12.85]匆匆飞驰而过
[03:18.42]对幸福充满嘲笑的数辆之多的
[03:20.37]结婚会场的车辆
[03:23.13]匆匆飞驰而过
[03:27.73]在这幅四角形的茶色街景中
[03:29.64]有位坐在两轮拖车里的老人
[03:32.26]直直地注目这些飞驰的车辆
[03:37.70]我坐在石头上面朝着那个老人
[03:39.79]直直地注目他
[03:43.92]他的脖子上挂着毛巾,长着一张黝黑的
[03:45.29]慈祥的脸
[03:50.10]我想:我是什么时候开始,跟这个老人
[03:50.77]变得一样的呢
[03:54.00]法律的制裁和人生的荒废,似乎比飞驰的汽车
[03:55.67]更加的
[03:56.93]迅速
[04:02.64]当我再回过神来,在那里
[04:04.17]已经没有那老人也没有我了
[04:08.72]宁静而遥远的埃及,团团灰尘
[04:10.74]就像少女一样起舞
[04:15.88]如今回想起来
[04:17.38]那些开车的人们啊
[04:19.92]我觉得他们都好似我自己短暂的青春
[04:24.33]只有时间在一个劲儿地胡乱度过
[04:26.86]感觉就像是三流绘画中的故乡
[04:37.12]它让人能够清楚记得的事情就是
[04:38.45]大家各持一张像是用画画上去的脸孔
[04:41.02]从头颈拎起手枪
[04:48.62]一边飞奔一边开枪
[04:50.14]是很难做到的吧
[04:53.36]喂,你是知道的吧
[04:58.33]喂,你还会不知道?!你一定知道吧
[05:04.77]此时,坚强男人的眼里
[05:06.24]像焰火一样飙出了眼泪