「死は 己 の無力を嘆く
運命 が第三の扉を開ける」
......
「別れを告げられた彼は思い、
それでも私は彼女を愛しているのだと—。」
降り止まぬ冷たい雨は 女神の涙に似て
宵闇(よる)を照らす篝(かがり)炎が 瞳を焦がす
......
交わされた拒絶の嘘が 彼の想い引き裂いて
「死神が囁くならば 全てを委ねよう。」
永遠に続いたはずの他愛のない日常は
残酷な運命を辿り 泡沫と散った
「消えてしまえ……。」
黒く黒く塗り潰されたこのセカイは終わり
数多幾千の記憶 全て棄ててしまえばいい
——この感情と共に。
......
夜空貫く稲妻は 断罪の鎚に似て
宵闇(よる)を侵す東雲の陽 足元照らす
棄てることの叶わぬ記憶 環を象り廻る
響きわたる福音の鐘が 夜明けを告げる
「輝いて……。」
紅く紅く染め上げられたこの肢体は満てる
数多幾千の罪の鎖 固く絡みつく
——孤独に身を投げても。
......
生命ある限りセカイは続く
精神壊れてしまおうとうも
「この魂を救い給う、神よ。
この身、朽ちてしまおうとも……。」
「愛してる……。」
黒く黒く塗り潰された幸福は戻らず
数多幾千の想い、無常の闇に消えてゆく
紅く紅く染め上げられたこの世界は廻る
数多幾千の生命 失われて消えてゆく
——人の世の儚さよ。
「悲しみのうちに、彼は何時しか黒き色を纏いっていた。
その姿が指し示すのは—。」
[00:02.260]「死は 己 の無力を嘆く
[00:05.300]運命 が第三の扉を開ける」
[00:09.300]......
[00:30.450]「別れを告げられた彼は思い、
[00:34.320]それでも私は彼女を愛しているのだと—。」
[00:39.140]降り止まぬ冷たい雨は 女神の涙に似て
[00:45.140]宵闇(よる)を照らす篝(かがり)炎が 瞳を焦がす
[00:51.750]......
[01:02.860]交わされた拒絶の嘘が 彼の想い引き裂いて
[01:09.240]「死神が囁くならば 全てを委ねよう。」
[01:15.030]永遠に続いたはずの他愛のない日常は
[01:20.730]残酷な運命を辿り 泡沫と散った
[01:27.180]「消えてしまえ……。」
[01:28.710]黒く黒く塗り潰されたこのセカイは終わり
[01:34.670]数多幾千の記憶 全て棄ててしまえばいい
[01:40.590]——この感情と共に。
[01:45.450]......
[01:55.370]夜空貫く稲妻は 断罪の鎚に似て
[02:01.520]宵闇(よる)を侵す東雲の陽 足元照らす
[02:07.370]棄てることの叶わぬ記憶 環を象り廻る
[02:13.350]響きわたる福音の鐘が 夜明けを告げる
[02:19.600]「輝いて……。」
[02:21.030]紅く紅く染め上げられたこの肢体は満てる
[02:27.190]数多幾千の罪の鎖 固く絡みつく
[02:32.960]——孤独に身を投げても。
[02:38.170]......
[03:48.110]生命ある限りセカイは続く
[03:53.690]精神壊れてしまおうとうも
[04:00.070]「この魂を救い給う、神よ。
[04:06.080]この身、朽ちてしまおうとも……。」
[04:22.560]「愛してる……。」
[04:24.140]黒く黒く塗り潰された幸福は戻らず
[04:30.060]数多幾千の想い、無常の闇に消えてゆく
[04:35.990]紅く紅く染め上げられたこの世界は廻る
[04:42.060]数多幾千の生命 失われて消えてゆく
[04:48.020]——人の世の儚さよ。
[04:55.590]「悲しみのうちに、彼は何時しか黒き色を纏いっていた。
[05:00.010]その姿が指し示すのは—。」