作词 : 少女病
作曲 : ピクセルビー
Double Cast
Lyrics:少女病
Compose&Arrange:ピクセルビー
Vocal:Mitsuki&Lico
Voices:丹下桜,Mitsuki
そこは王都の大劇場 夜毎描かれる至高の舞台
歌声に乗せて奏でられる物語
表現者は誰もが目指す その場所を、その確固たる聖域を
神に選ばれた若きヒロイン二人【Double Cast】
背が小さくて地味 けれど、歌い出すと表情が一変する少女(フィー)
華やかな嬌艶な 舞台に立つために生まれてきたようなもう一人の少女(リィサ)
同じ場所を目指しお互いを高め合ってきた親友 二人は信頼しあっていた
けれど周囲は囁き合う
「真にヒロインに相応しいのは?」嫌でも耳に飛び込んでくる雑音(ノイズ)
私なんて、と自虐的なフィー
どうしても自信が持てずにいて
それを聞いて怒りだすリィサ
けれどもどこか悲しそうで
珍しくケンカ別れのように 二人は離れ家路についた
『少女は翌日、そのショックの影響からか、熱を出して寝込んでしまう。
幸いな事に、そういう時のためのダブルキャスト。
予定とはちがうものの、その日はリィサが舞台にあがることになった。
舞台のクライマックス。ヒロインの見せ場である独唱。
老朽化した照明が運悪く、その頭上に落下して……。
静かに聞き入っていた観客は、眼前に降り注ぐ惨劇に悲鳴をあげていた』
素足のままで 熱にふらつきながらも
親友の元へと走り出す少女
いつもは優しい仲間達 誰も目を合わせてはくれない
膨張する不安 抑えきれない恐怖
けれど意を決して辿りついた病室
そこにあったのは 傷ひとつないような 綺麗な横顔
「ひどいわ、みんなで私を驚かせようにして。
本当にびっくりしたわ……。大したことはなかったのね!」
『安心した反動ではしゃぐ少女に、医師である老婆は言い辛そうに語る。
目立った傷はみえないけれど、頭部にあたったせいで意識が戻らないということ。
ただ運が悪かったと。医学ではどうしようもない。
魔女の力でも借りればあるいは……と非現実的な慰めをかけさえして。
少女は親友に覆いかぶさり、狼狽して泣き叫んでいた』
美しい<<声>>が<<音>>が 今は悲しくかすれて
私のせいで、と苦悩して塞ぎこんだ────
泣いても喚いても朝は訪れる 舞台に上がろうとするフィー
けれど体震えはとまらず何度やっても どうしても、どうしても
歌を歌うことができない……
仲間達は責もせず少女を庇い 誰もが雇い主へと嘆願してくれた
演目の変更を 穴は我らが埋める、と
理解ある貴族は慈悲深くも首を縦にふった
それだけではない
片翼をなくし傷心のヒロインに しばしの休息を
彼女はその日から演者ではなく 皆を陰から支える仕事に回った
『1日たりとも見舞いに訪れない日はなかった。
けれど、その顔を見るたびに、少しずつ。
ほんの少しづつ、親友がやつれていくのを感じていて。
あるいは、少女自身も同じような生気を失っているのかもしれない。
数年の月日が流れて。
すっかり舞台上から離れ、小間使いとして日々を過ごす少女。
ある夜、休憩をとぼんやり椅子に腰かけていると、
舞台から突然歌声が聞こえてきた。
舞台上には、あの頃のままの親友の姿。
彼女は美しく歌いながら、少女を舞台に引っ張り上げる。
その続きを歌うように無言の視線で促されるけれど、
やはり歌声はでなかった。』
「ねぇ、歌ってよ。私の好きな、あなたの声色で」
邪気のない笑顔 何も変わらず 誘われるように唇を動かす
あの頃と同じよう歌えている 声が出る
心が覚えている 体が歓喜している
コーラスを紡ぎゆくリィサ
ようやく思いだした 彼女が思い出させてくれた/【笑って?ほらね、やっと気付いた?】
私は【あなたは】歌うことが好きだ!
いつだって 横に立って 時に争いながらも
ah... 寄り添いあって歌ってきた ダブルキャスト
重なる声 今、繋がる感情
二人に距離なんてなかったね
誰よりお互い 認め合っていたから
キミのah... 歌を【あなたの声を】
『演目の一番の見せ場である独唱に差し掛かる。
親友は口を閉ざし、真剣な顔で少女を促す。
戸惑いながらも滑らかに歌いあげる少女』
「なんで忘れていたんだろう。
歌うことって、こんなにも素晴らしいことだった……!」
「この舞台のヒロインはやっぱりあなたね」
「何を言ってるの。ダブルキャスト。二人がヒロイン、でしょう?」
「ありがとう。でも、私はもういかなきゃ……」
「あなたに出会えてよかった。歌い続けて、ずっと────」
その言葉を残してリィサは 姿を消した
混乱しながら つまづきながらも
彼女が眠っていたはずのベッドへと駆ける
けれど、辿りついたその時には 既に親友は息を引き取っていて……
いつだって横に立って いつまでも競いあって
ずっと二人で歌っていける そう思ってた……
『空に響くように、フィー。どうか歌い続けて────』
『彼女が心臓の鼓動を止めたのは、ちょうど最後に
言葉を交わしたはずの瞬間で。
親友は、死の間際まで少女のことを想っていた。
責任という重い十字架を背負い、歌えなくなった少女を』
「歌い続けて、ずっと……」
『その親友の笑顔を胸に、少女は再び舞台に立つ。
比類なき歌声は、遠い国まで。そして、
彼女がいるはずの空の果てまで響きわたっていた……』
終わり
[00:00.00] 作词 : 少女病
[00:00.47] 作曲 : ピクセルビー
[00:00.94]Double Cast
[00:02.52]Lyrics:少女病
[00:04.02]Compose&Arrange:ピクセルビー
[00:05.94]Vocal:Mitsuki&Lico
[00:08.93]Voices:丹下桜,Mitsuki
[00:11.51]
[00:13.78]そこは王都の大劇場 夜毎描かれる至高の舞台
[00:21.02]歌声に乗せて奏でられる物語
[00:28.05]表現者は誰もが目指す その場所を、その確固たる聖域を
[00:35.40]神に選ばれた若きヒロイン二人【Double Cast】
[00:42.14]
[00:42.43]背が小さくて地味 けれど、歌い出すと表情が一変する少女(フィー)
[00:55.73]華やかな嬌艶な 舞台に立つために生まれてきたようなもう一人の少女(リィサ)
[01:07.14]同じ場所を目指しお互いを高め合ってきた親友 二人は信頼しあっていた
[01:16.78]けれど周囲は囁き合う
[01:21.48]「真にヒロインに相応しいのは?」嫌でも耳に飛び込んでくる雑音(ノイズ)
[01:30.57]
[01:30.96]私なんて、と自虐的なフィー
[01:35.61]どうしても自信が持てずにいて
[01:40.33]それを聞いて怒りだすリィサ
[01:45.00]けれどもどこか悲しそうで
[01:49.37]珍しくケンカ別れのように 二人は離れ家路についた
[01:58.77]
[02:01.60]『少女は翌日、そのショックの影響からか、熱を出して寝込んでしまう。
[02:07.06]幸いな事に、そういう時のためのダブルキャスト。
[02:11.33]予定とはちがうものの、その日はリィサが舞台にあがることになった。
[02:16.05]
[02:17.08]舞台のクライマックス。ヒロインの見せ場である独唱。
[02:21.56]老朽化した照明が運悪く、その頭上に落下して……。
[02:25.66]静かに聞き入っていた観客は、眼前に降り注ぐ惨劇に悲鳴をあげていた』
[02:31.58]
[02:32.39]素足のままで 熱にふらつきながらも
[02:37.35]親友の元へと走り出す少女
[02:42.02]いつもは優しい仲間達 誰も目を合わせてはくれない
[02:51.18]膨張する不安 抑えきれない恐怖
[02:55.90]けれど意を決して辿りついた病室
[03:00.86]そこにあったのは 傷ひとつないような 綺麗な横顔
[03:08.97]
[03:09.69]「ひどいわ、みんなで私を驚かせようにして。
[03:19.13]本当にびっくりしたわ……。大したことはなかったのね!」
[03:28.40]
[03:31.80]『安心した反動ではしゃぐ少女に、医師である老婆は言い辛そうに語る。
[03:38.21]目立った傷はみえないけれど、頭部にあたったせいで意識が戻らないということ。
[03:44.75]ただ運が悪かったと。医学ではどうしようもない。
[03:49.43]魔女の力でも借りればあるいは……と非現実的な慰めをかけさえして。
[03:56.65]少女は親友に覆いかぶさり、狼狽して泣き叫んでいた』
[04:01.41]
[04:06.90]美しい<<声>>が<<音>>が 今は悲しくかすれて
[04:15.96]私のせいで、と苦悩して塞ぎこんだ────
[04:25.42]
[04:34.72]泣いても喚いても朝は訪れる 舞台に上がろうとするフィー
[04:48.89]けれど体震えはとまらず何度やっても どうしても、どうしても
[04:59.47]歌を歌うことができない……
[05:02.77]
[05:02.99]仲間達は責もせず少女を庇い 誰もが雇い主へと嘆願してくれた
[05:18.23]演目の変更を 穴は我らが埋める、と
[05:25.37]理解ある貴族は慈悲深くも首を縦にふった
[05:35.51]それだけではない
[05:39.28]片翼をなくし傷心のヒロインに しばしの休息を
[05:49.74]彼女はその日から演者ではなく 皆を陰から支える仕事に回った
[06:03.76]
[06:05.04]『1日たりとも見舞いに訪れない日はなかった。
[06:08.96]けれど、その顔を見るたびに、少しずつ。
[06:12.69]ほんの少しづつ、親友がやつれていくのを感じていて。
[06:17.41]あるいは、少女自身も同じような生気を失っているのかもしれない。
[06:24.68]数年の月日が流れて。
[06:27.27]すっかり舞台上から離れ、小間使いとして日々を過ごす少女。
[06:32.78]ある夜、休憩をとぼんやり椅子に腰かけていると、
[06:37.02]舞台から突然歌声が聞こえてきた。
[06:41.50]舞台上には、あの頃のままの親友の姿。
[06:45.86]彼女は美しく歌いながら、少女を舞台に引っ張り上げる。
[06:50.87]その続きを歌うように無言の視線で促されるけれど、
[06:55.86]やはり歌声はでなかった。』
[06:57.93]
[06:58.90]「ねぇ、歌ってよ。私の好きな、あなたの声色で」
[07:04.66]
[07:07.22]邪気のない笑顔 何も変わらず 誘われるように唇を動かす
[07:21.23]あの頃と同じよう歌えている 声が出る
[07:28.73]心が覚えている 体が歓喜している
[07:36.32]
[07:36.50]コーラスを紡ぎゆくリィサ
[07:40.29]ようやく思いだした 彼女が思い出させてくれた/【笑って?ほらね、やっと気付いた?】
[07:49.93]
[07:50.29]私は【あなたは】歌うことが好きだ!
[07:57.32]
[07:57.64]いつだって 横に立って 時に争いながらも
[08:06.78]ah... 寄り添いあって歌ってきた ダブルキャスト
[08:15.53]重なる声 今、繋がる感情
[08:21.04]二人に距離なんてなかったね
[08:24.99]誰よりお互い 認め合っていたから
[08:30.65]キミのah... 歌を【あなたの声を】
[08:35.22]
[08:36.15]『演目の一番の見せ場である独唱に差し掛かる。
[08:39.91]親友は口を閉ざし、真剣な顔で少女を促す。
[08:44.88]戸惑いながらも滑らかに歌いあげる少女』
[08:48.47]
[08:49.91]「なんで忘れていたんだろう。
[08:52.58]歌うことって、こんなにも素晴らしいことだった……!」
[08:56.21]
[08:57.24]「この舞台のヒロインはやっぱりあなたね」
[09:00.26]
[09:01.18]「何を言ってるの。ダブルキャスト。二人がヒロイン、でしょう?」
[09:06.98]
[09:08.07]「ありがとう。でも、私はもういかなきゃ……」
[09:12.60]
[09:13.92]「あなたに出会えてよかった。歌い続けて、ずっと────」
[09:24.57]
[09:25.26]その言葉を残してリィサは 姿を消した
[09:33.50]混乱しながら つまづきながらも
[09:38.20]彼女が眠っていたはずのベッドへと駆ける
[09:43.37]けれど、辿りついたその時には 既に親友は息を引き取っていて……
[09:53.70]
[09:55.04]いつだって横に立って いつまでも競いあって
[10:04.27]ずっと二人で歌っていける そう思ってた……
[10:13.14]
[10:18.13]『空に響くように、フィー。どうか歌い続けて────』
[10:31.98]
[10:35.26]『彼女が心臓の鼓動を止めたのは、ちょうど最後に
[10:38.98]言葉を交わしたはずの瞬間で。
[10:42.79]親友は、死の間際まで少女のことを想っていた。
[10:47.93]責任という重い十字架を背負い、歌えなくなった少女を』
[10:52.59]
[10:53.64]「歌い続けて、ずっと……」
[10:56.26]
[10:57.94]『その親友の笑顔を胸に、少女は再び舞台に立つ。
[11:04.12]比類なき歌声は、遠い国まで。そして、
[11:09.62]彼女がいるはずの空の果てまで響きわたっていた……』
[11:13.33]終わり
那里是王都的大剧场 每个夜晚都会成为最豪华的舞台
乘着歌声演奏着的故事
无论是哪个人都坚定地以那个地方,以那神圣领域为目标
被神选上的两个年轻的女主角【双重主角】
瘦小又寒酸的少女 但一旦歌唱起来表情便会完全改变
她会变得华丽又妖艳 仿佛就是为了舞台而生的人
以同一位置为目标而互相勉励的好友 互相信赖
可周遭却流言蜚语
「那人真的适合女主角的位置吗?」这杂音即使讨厌还是不得不听见
我算什么 Feii自虐地想着
无论如何也无法拿出自信
因此Risa相当生气
总令人觉得很悲伤
在几乎不曾有过的争吵之后 两个人分开各自走上了归途
『第二天、也许是因为这个打击的影响吧,发烧而卧床不起。
幸运的是,在这紧急时刻的double cast
这就是舞台的巅峰
作为女主角精彩至极的独唱。
而老化的照明灯就这么不巧地,掉落在了她的头上……
安静倾听的观众们,面对眼前的降临的悲剧发出了悲鸣』
赤裸的双足 因热度而发抖
但她还是跑向了好友的身边
谁都没有将过来救援她那一直那么温柔的同伴
膨胀的不安以及抑制不住的恐怖
但她坚定地将Risa带去了病房
而Risa那漂亮的侧脸 没有任何伤痕
「好过分啊,我被大家吓了一跳呢。
真的被吓到了呢!这又不是什么大不了的事情!」
年长的女医生对安心下来而兴奋地少女,吞吞吐吐地说着。
虽然看不见明显的伤痕,但因为是撞击到了头部意识似乎没有回来。
能醒过来是借助了魔力,或者是非现实的慰藉。
少女抱着自己的好友,狼狈地哭叫着』
美丽的《声》和《音》 如今
因为我的缘故,充满了苦难―――
再怎么哭再怎么叫唤黎明还是会来临 Fii登上舞台
可颤抖的身体怎么也停不下来
无法歌唱
朋友们没有丝毫责怪少女 每个人都向雇主请求
更改了演出剧目 缺陷将自我埋葬
理解此点的贵族悲切地点了点头
但并不只是如此
犹如失去了单片羽翼而心伤的女主角 在一段时间的休息后
在大家的支持下恢复了工作 但并不是作为演员
『没有一天不去探望她。
可是,每次看见她的脸,就觉得
每次好像好友都在慢慢变得憔悴。
或者说,就像少女自身一样流失了生气。
一眨眼就是几年过去了。
完全离开了舞台,以做女仆为生的少女。
某天晚上 悠闲地坐在椅子上休息
突然听到了从舞台上传来的歌声
舞台上出现了好友往日的身姿。
她美妙的歌声,将少女带上了舞台。
少女无声地催促着好友继续歌唱
可那果然不是歌声』
「呐,唱歌吧。用我喜欢的嗓子来唱」
那天真的笑容完全没有改变 我在她的劝诱下唱起了歌
声音就像那个时候一样流传了出来
心里还记得 身体在为之雀跃
Risa和着少女的歌声
少女这才想起来 因为她才想起来
【笑了?看吧,你终于察觉到了?】
我最喜欢唱歌【你】了!
不论什么时候 你都在我身边 即使有时会争吵
一直相依至如今的 双重角色
从重叠的声音 到现在 交错的感情
对两个人来说没有距离
她们比谁都要相互依靠 互相信任
这是属于你的歌【你的歌声】
马上就是演出最精彩的独唱部分
朋友们没有说话,用认真的表情催促着少女
少女毫无疑惑地开始歌唱
「为什么会忘记了呢。
唱歌、是多么美好的事情……!」
「这个舞台的女主角果然是属于你的」
「说什么呢。Double cast。两个人都是主角,对吧?」
「谢谢。可我已经不行了……」
「能遇见你真好。我想这么歌唱下去、一直----」
留下这些话的Risa 身影渐渐消失了
虽然在胡乱中夹杂着踌躇
她快步赶向她应该躺着的床边
可到那里的时候,好友的呼吸已经停止……
一直呆在一起 一直互相竞争
想着两个人能够一直这么歌唱下去
『Fii―你要继续歌唱,知道声音响彻天空』
『她心脏停止的时候,也正好是
传达最后话语的瞬间。
好友她,在弥留之际思念着少女。
想念着那个背负着沉重十字架而无法歌唱的少女。』
「请唱下去,直到永远……」
『心里怀着好友的笑容,少女再次站上了舞台。
无法比拟的歌声,传到了遥远的国度。
传到了她理应所在的天空尽头……』
[by:舒楪]
[00:00.94]
[00:02.52]
[00:04.02]
[00:05.94]
[00:08.93]
[00:13.78]那里是王都的大剧场 每个夜晚都会成为最豪华的舞台
[00:21.02]乘着歌声演奏着的故事
[00:28.05]无论是哪个人都坚定地以那个地方,以那神圣领域为目标
[00:35.40]被神选上的两个年轻的女主角【双重主角】
[00:42.43]瘦小又寒酸的少女 但一旦歌唱起来表情便会完全改变
[00:55.73]她会变得华丽又妖艳 仿佛就是为了舞台而生的人
[01:07.14]以同一位置为目标而互相勉励的好友 互相信赖
[01:16.78]可周遭却流言蜚语
[01:21.48]「那人真的适合女主角的位置吗?」这杂音即使讨厌还是不得不听见
[01:30.96]我算什么 Feii自虐地想着
[01:35.61]无论如何也无法拿出自信
[01:40.33]因此Risa相当生气
[01:45.00]总令人觉得很悲伤
[01:49.37]在几乎不曾有过的争吵之后 两个人分开各自走上了归途
[02:01.60]『第二天、也许是因为这个打击的影响吧,发烧而卧床不起。
[02:07.06]幸运的是,在这紧急时刻的double cast
[02:11.33]这就是舞台的巅峰
[02:17.08]作为女主角精彩至极的独唱。
[02:21.56]而老化的照明灯就这么不巧地,掉落在了她的头上……
[02:25.66]安静倾听的观众们,面对眼前的降临的悲剧发出了悲鸣』
[02:32.39]赤裸的双足 因热度而发抖
[02:37.35]但她还是跑向了好友的身边
[02:42.02]谁都没有将过来救援她那一直那么温柔的同伴
[02:51.18]膨胀的不安以及抑制不住的恐怖
[02:55.90]但她坚定地将Risa带去了病房
[03:00.86]而Risa那漂亮的侧脸 没有任何伤痕
[03:09.69]「好过分啊,我被大家吓了一跳呢。
[03:19.13]真的被吓到了呢!这又不是什么大不了的事情!」
[03:31.80]年长的女医生对安心下来而兴奋地少女,吞吞吐吐地说着。
[03:38.21]虽然看不见明显的伤痕,但因为是撞击到了头部意识似乎没有回来。
[03:44.75]
[03:49.43]能醒过来是借助了魔力,或者是非现实的慰藉。
[03:56.65]少女抱着自己的好友,狼狈地哭叫着』
[04:06.90]美丽的《声》和《音》 如今
[04:15.96]因为我的缘故,充满了苦难―――
[04:34.72]再怎么哭再怎么叫唤黎明还是会来临 Fii登上舞台
[04:48.89]可颤抖的身体怎么也停不下来
[04:59.47]无法歌唱
[05:02.99]朋友们没有丝毫责怪少女 每个人都向雇主请求
[05:18.23]更改了演出剧目 缺陷将自我埋葬
[05:25.37]理解此点的贵族悲切地点了点头
[05:35.51]但并不只是如此
[05:39.28]犹如失去了单片羽翼而心伤的女主角 在一段时间的休息后
[05:49.74]在大家的支持下恢复了工作 但并不是作为演员
[06:05.04]『没有一天不去探望她。
[06:08.96]可是,每次看见她的脸,就觉得
[06:12.69]每次好像好友都在慢慢变得憔悴。
[06:17.41]或者说,就像少女自身一样流失了生气。
[06:24.68]一眨眼就是几年过去了。
[06:27.27]完全离开了舞台,以做女仆为生的少女。
[06:32.78]某天晚上 悠闲地坐在椅子上休息
[06:37.02]突然听到了从舞台上传来的歌声
[06:41.50]舞台上出现了好友往日的身姿。
[06:45.86]她美妙的歌声,将少女带上了舞台。
[06:50.87]少女无声地催促着好友继续歌唱
[06:55.86]可那果然不是歌声』
[06:58.90]「呐,唱歌吧。用我喜欢的嗓子来唱」
[07:07.22]那天真的笑容完全没有改变 我在她的劝诱下唱起了歌
[07:21.23]声音就像那个时候一样流传了出来
[07:28.73]心里还记得 身体在为之雀跃
[07:36.50]Risa和着少女的歌声
[07:40.29]少女这才想起来 因为她才想起来
【笑了?看吧,你终于察觉到了?】
[07:50.29]我最喜欢唱歌【你】了!
[07:57.64]不论什么时候 你都在我身边 即使有时会争吵
[08:06.78]一直相依至如今的 双重角色
[08:15.53]从重叠的声音 到现在 交错的感情
[08:21.04]对两个人来说没有距离
[08:24.99]她们比谁都要相互依靠 互相信任
[08:30.65]这是属于你的歌【你的歌声】
[08:36.15]马上就是演出最精彩的独唱部分
[08:39.91]朋友们没有说话,用认真的表情催促着少女
[08:44.88]少女毫无疑惑地开始歌唱
[08:49.91]「为什么会忘记了呢。
[08:52.58]唱歌、是多么美好的事情……!」
[08:57.24]「这个舞台的女主角果然是属于你的」
[09:01.18]「说什么呢。Double cast。两个人都是主角,对吧?」
[09:08.07]「谢谢。可我已经不行了……」
[09:13.92]「能遇见你真好。我想这么歌唱下去、一直----」
[09:25.26]留下这些话的Risa 身影渐渐消失了
[09:33.50]虽然在胡乱中夹杂着踌躇
[09:38.20]她快步赶向她应该躺着的床边
[09:43.37]可到那里的时候,好友的呼吸已经停止……
[09:55.04]一直呆在一起 一直互相竞争
[10:04.27]想着两个人能够一直这么歌唱下去
[10:18.13]『Fii―你要继续歌唱,知道声音响彻天空』
[10:35.26]『她心脏停止的时候,也正好是
[10:38.98]传达最后话语的瞬间。
[10:42.79]好友她,在弥留之际思念着少女。
[10:47.93]想念着那个背负着沉重十字架而无法歌唱的少女。』
[10:53.64]「请唱下去,直到永远……」
[10:57.94]『心里怀着好友的笑容,少女再次站上了舞台。
[11:04.12]无法比拟的歌声,传到了遥远的国度。
[11:09.62]传到了她理应所在的天空尽头……』
[11:13.33]