三澤 秋

遠(とお)く響(ひび)く波音(なみおと) どこまで続(つづ)いてるの
寄(よ)せる波(なみ)はやがて 私(わたし)をさらっていく

きらり光(ひか)る水面(みなも)と夕映(ゆうば)えの茜色(あかねいろ)
恋(こい)しい景色(けしき)はそう 私(わたし)のいつもの夢(ゆめ)

波間(なみま)に揺(ゆ)...

夜空に 散りゆく 花びら
それは 一夜かぎりの夢
静かに とけゆく

Ah 冷たく深い夜の闇と
雲間から星が落ちるよに 消えてく
舞い散る雪の華

鮮やかな姿と 澄む空と
星の灯が照らすは 咲き誇った
季節はずれの夢

静かに 散りゆく 花びら 桜色
孤独に 咲く花は
ただ 一夜限りの夢

月の灯 ...

ひとりで過ごす 静かすぎる部屋の中
長い長い時間は退屈なだけで
まあるい月も きらきらと光る星も
絵本の中描かれたつくりものだけで
ねえ答えて 聞こえない
誰か私と遊ぼう
時計の針は くるくる逆さに回る
小さな声で繰り返し歌ってた
どこかの誰かに聞こえるように
大きな声で笑うこと歌うこと
ひとりじゃ...

鮮やかに彩った
外の景色さえ憂鬱を
賑やかな世界さえ
私を苦しめ悩ませる

苦しみを感じた
体でも瞳閉じて
今は閉ざした
沈黙の世界で

この魔法が消えてしまう前に憂いの雨の中で
静寂、乱れて崩れる前に 私を信じて

光さえ入らない
表と裏を創る
苦しみも 私には
息を感じさせてくれるの

降る雨は...

今すぐ遠くへ行こう 一緒に行こう 今日と言う日を 尊くしよう
終着駅から始まる この列車で
ちょっといい感じ？ 丁度いい感じ そんな青春が 私たちの宝になる
スクリーン越し 流れてく 風景にdivin'
潮騒 海鳴 流されてく私のリアル つかまえ損ねて
駆け出す一方通行に 投げ売りの日常
また 買い...

それは太陽の光で
照らすことのできないもの
うずくまったままで 弱く
ある時 後ろを 振り返った時に輝く
軌跡に似た光 美しい光
回ってる世界に 一つずつの
喜び 哀しみがあるとして
どちらかを選べと言われても
きっとその両方を選ぶだろう
それで誰かに笑われても
確かな思いが 一つあればいい
この世...