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どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに 自分より 悲しむから つらいのがどっちか わからなくなるよ ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温...
欠けた徳利に 鱈子(たらこ)のつまみ 酒の注(つ)ぎ手は 見染(みそ)めたあの娘(こ) 能登はいらんかいねー ふるさと 能登はヨー 寝酒三合に 口説(くど)きを混ぜて 今夜は輪島の 夢をみる 風は潮風 シベリア返し 汽車は昔の 各駅停車 能登はいらんかいねー ふるさと 能登はヨー いさざ土産に 嫁さ...
どうせ死ぬときゃ 裸じゃないか あれも夢なら これも夢 愚痴はいうまい 玄界そだち 男命を 情にかけて たたく太鼓の あばれ打ち あれは玄海 黒潮が 風に逆巻く 波音か それとも祇園の 夏祭り 響く太鼓のあ ばれ打ち 赤いほおずき 提灯に ゆれて絡んだ 恋の糸 花なら桜木 松五郎 ドンと断ちきる 勇...
逢いに来ないで 夢はいや ほんとのあなたに 逢わせてと 両手あわせる 花園(はなぞの)あたり 六帖一間(ひとま)が 広すぎて 今夜もしっとり 泣き枕 濡れた枕に 口紅で 愛(いと)しい似顔を かきました うらみつらみを 拳(こぶし)にこめて 叩いてつねって 呼んでみる 浪花は遠い 夜の涯(は)て 故...
いつものように幕が开き 恋の歌うたうわたしに 届いた报らせは 黑いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ驿に残し 动き始めた汽车に ひとり飞び乘った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 丧服のわたしは 祈る言叶さえ失くしてた つたがからまる白い壁 细いかげ长く落として ひとりの...
薄红の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている この頃涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言みたいに小さな声で こんな小春日和の 穏やかな日は あなたの優しさが しみてくる 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変え...
暗い浮世の この裏町を のぞくつめたい こぼれ灯よ なまじかけるな 薄情け 夢も侘しい 夜の花 自棄に喫かした 煙草の煙り こころ虚ろな 鬼あざみ ままよ火の酒 呷ろうと 夜の花なら 狂い咲き 誰に踏まれて 咲こうと散ろと いらぬお世話さ ほっときな 渡る世間を 舌打ちで 拗ねた私が 何故悪い 霧の...
「百年先も手をとりながら」 流れる川の 水面に映る 葉影の色は じきに 次の季節を渡す 留まることを 許さぬ風は 漂う心 何処へ 連れてゆきますか はじめて逢った日から どれだけ経ったのでしょう 百年先も あなたの手をとりながら どんなときも そばにいてください 過ぎゆく日々を 見送る空に 翳し...