素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海 着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ あなたに会う日の ときめきは 憧憬よりも 苦しみめいて あゝ 夢一夜 一夜限りに咲く花のよう 匂い立つ 恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言っ...
生きてるかぎりは どこまでも 探しつづける 恋ねぐら 傷つきよごれた わたしでも 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ やさしい言葉に まどわされ このひとだけはと 信じてる 女をなぜに 泣かすのよ 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ なんにもいらない 欲しくない あなたがあれば しあわせよ ...
待っていて 置いてゆかないで 今すぐ行くから… おもいきりドアを開けて 会いに行く ヤヨイ・トーキョー 花のつぼみの街 まだ寒いのに 袖なしのドレス あなたを喜ばせたくて いそいそ急ぐ いそいそごころで いそいそ急ぎ足 わたしは早咲娘 あなたに続く道だけが ピンクのバラ咲き乱れ ルンルンルルルルン ...
次の世の 我が子の幸を 祈って流れる 川がある 逆らわず 生きるが善しと 両手合わせて 立ち尽くす 母の願いが 叶うなら せめて届けて 紀ノ川よ 川と同じや…人の世も 流れに逆ろうてはならんのやえ… いつの世も 変わらぬ川よ どんなに時代が 変わろうと 燃え盛る この血を誰に 受けてもらおか 渡そう...
「ずっとあなたが好きでした」 冬の陽だまり ふと翳す手が 落葉のように 季節を迷う いつかは暮れる 空の袂に 逢いたい人は いてくれますか さみしさは しあわせを きっと育てる 思いです ずっとあなたが好きでした 心から 抱きしめて ずっとあなたがそばにいた 涙まで 抱きよせて 蝉のしぐれに 日...
雨がやんだら お别れなのね 二人の思い出 水に流して 二度と开けない 南の窗に ブルーのカーテン 引きましょう 濡れたコートで 濡れた身体で あなたは あなたは 谁に谁に 逢いに行くのかしら 雨がやんだら 私はひとり ドアにもたれて 泪にむせぶ 雨がやんだら 出て行くあなた 冷たい靴音 耳に残し...
赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら...